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なぜムロドーグループなのか

オフショア開発会社は大きく「人材会社型」と「システム開発会社型」の二つに分類できます。

前者は、どちらかと言うと人材リソースを揃えることに特化し、プロジェクト自体のマネジメントはお客様が主体となって進めることが多いです。技術を追求しプロジェクトの成功に強くコミットすると言うよりも、ある意味「人貸し・チーム貸しビジネス」に割り切っているわけです。この場合のメリットは「シンプルなBPO業務」や「Webサイトの定期更新」のような定型化可能な業務に関しては比較的容易に、かつ低コストで切り出せるという点です。

しかしながら、技術的難易度の高いWebバックエンドシステムを、このような形で行うのは非常にリスクが高いと言えます。細かい仕様認識の齟齬や品質感覚のずれ、少しのコミュニケーションミスが大きな損失に直結していまいます。やはり年々技術的領域が広がり続けているシステム開発分野においては、後者のタイプのオフショア開発会社でないと対応することは難しいと感じています。

私たちは、元々日本で培った「技術オリエンテッドな開発者集団」のDNAをそのままベトナム法人の運営にも持ち込み、あくまで「技術屋としてのプロジェクトの成功」にこだわったスタイルを創業以来貫いています。

そんな私たちのこだわりの一部をご紹介します。


成功メソッドへのこだわり

ある程度の規模を超えるシステム開発プロジェクトはそもそも難易度の高いものです。海を超えたオフショア開発を活用して成功を収めることは、さらに難しいことは言うまでもありません。このような困難なミッションを成功に導くためには、想定し得る様々な問題にあらかじめ対応できるやり方・工夫の積み上げが何より重要となります。マネジメントとして、また組織体制として、経験に立脚した成功メソッドを持ち、それに従って行動する必要があるのです。私たちは個別の成功/失敗体験から学んだ方法論を逐一評価し、効果的だったものをメソッドとして全社的な組織運営に反映しています。この「システム開発におけるPDCAサイクル」の実行は、現在も日々積み重ねられており、私たちの組織クオリティを高めています。


教育へのこだわり

私たちは、技術研修における座学や実践にとどまらず、実に様々な教育手法を実施してきました。例えば、あるプロジェクトで新しい技術要素を導入するケースがあったとします。勿論当事者達は、リサーチし、勉強し、実践するわけです。結果、担当者達自身には経験とスキルが残ります。私たちはさらに、その「新たな技術を身に付けた当事者」から全社的な拡散を行います。Wikiのような形で誰もが参照できるナレッジとして蓄積されたり、勉強会で共有されます。実際の共有の際には、内容が普遍的なものになっているか、技術的深掘りは十分か、等について、経営陣みずからが評価・指導します。

また、ベトナム人が弱いとされる「自発的学習」の促進にも積極的に取り組んでいます。ムロドーの主催で定期的に開催されるオープンなMeetupがそれに当たります。Meetupでは、社内外から学びたい人材を募って発表等を行っています。

優秀な人材確保のための採用活動は大切ですが、教育にこだわることは、単なるスキルアップ以上に、会社に対するロイヤルティ向上や離職率低下という効果ももたらしています。


クレームへのこだわり

誤解を恐れずに言うならば、私たちは「クレームが大好き」です。状況を再評価し、問題を把握し、改善への取り組みができるからです。現場のチームも、とにかくご要望をキャッチアップできるよう常に意識していますし、日本⇔ベトナム間での定例会議に加えて、日本国内での対面ヒアリングも欠かせません。すべては、飽くなき改善のためです。一つのクレームは、必ずや品質向上へとつながり、全社的なナレッジとなって私たちを前進させてくれます。私たちが改善・前進するということは、詰まるところサービスの改良という形でお客様へ循環していきます。

お客様には、今後とも是非厳しい目でご評価いただき、どんどんクレームをいただきたく切に願っております。


ムロドーグループのミッション

ソフトウェア開発の将来を「ITの急速な発展」「日本における少子高齢化問題」という二つのキーワードで考えた時、グローバルなエンジニアリソースの活用は避けては通れません。一方で、国境を越えた遠隔地域と足並みを揃えてパフォーマンスを出していくことは、決して容易なことではありません。現在の日本の状況は、オフショア開発が真の意味で一般化する直前の過渡期であると言えます。

結局のところ私たちの役割は、そんな状況下において「オフショア開発の成功例」を量産していくことであると考えます。成功体験が積み上がり、大企業から中小企業までその成功を経験していくその先にのみ、システム開発業界の未来が拓けるはずなのです。 「成功」を唯一の評価基準として考えた場合、その方法はプロジェクトによって千差万別であるはずで、画一化・平準化は困難です。だから私たちは、オーダーメイドで対応します。契約前から幾度となくヒアリング・意見交換を行い、お客様の状況や開発スタイル、中長期的かつ本質的なニーズをしっかりと理解し、行き当たりばったりではない体制作りに努めます。さらにプロジェクト開始後も継続して状況を注視し、お客様とのコミュニケーションを絶やさないことで、トラブルや課題の可視化に努めます。

あらゆるお客様に成功体験を提供し、日本におけるオフショア開発の未来を切り拓いていくことこそが、私たちムロドーグループのミッションです。

「オフショア開発に不安がある」「失敗経験がある」そんなお客様にこそ、私たちのサービスを是非ご利用いただきたいと思っております。