ラボ型開発

ラボ型開発の特徴
ムロドーグループでは、2012年よりベトナム・ホーチミンシティに子会社(当社日本法人100%出資)を設立し、システム開発サービスを提供しており、ラボ型開発ではベトナム現地にてお客様の"専属チーム"を組成します。
案件ベースで開発"機能"のみをご提供する従来の受託開発とは異なり、お客様にとっては「自社の開発チームを社外に持つ」イメージとなります。
そのため、案件ごとに要件・お見積りのやり取りが必要になる受託開発と比べ、よりスピーディかつ柔軟に開発を進めていくことが可能となります。
メリットとリスク
-
「外注チーム」から
「お客様のチーム」へお客様の"専属"としてチームを組成するため、柔軟な対応が可能です。継続利用すればするほど、チームはお客様とプロジェクトについてより理解を深めながら成長・成熟し、 本当の意味で「お客様のチーム」へと変貌していきます。
-
コストダウン効果
ベトナム子会社を拠点とする当社ラボ型開発は、国内調達の1/2〜1/3という低コストでチームを組成することができます。
また、基本的に人員そのものに対して費用が発生するため、リスクバッファ等を積み上げる受託開発と比較して、安価での開発が可能となります。 -
柔軟な人員増減が可能
日本国内において、急な欠員が出た場合に即時にリソースを確保・補充することは非常に困難です。翻ってベトナムには、非常に豊富なエンジニア人材が存在しています。
ラボ型開発では状況の変化に応じ柔軟にチーム規模を増減可能な、まさに「かゆいところに手が届く」ソリューションです。
ラボ型開発のリスク
当社が自信をもってご提供するラボ型開発においてあえてリスクをあげるとすれば、「コミュニケーション不全」こそが最大のリスクと言えます。
やはり距離・文化・言語の壁が存在している中では、丁寧なコミュニケーションが不可欠です。
オフショア開発の失敗原因のほとんどは、技術面よりもコミュニケーションにあります。
当社では豊富な実績と独自の手法により「失敗しないオフショア開発」を合言葉に、お客様を徹底サポートさせて頂きますのでご安心ください。
特徴と強み
-
日越両面からの徹底的なフォローアップ
他社のラボ型開発サービスは「単なるチーム貸し」という形態を取っているものがほとんどです。
しかしながらこの方式では、すべてのマネジメント負荷がお客様にかかってしまい、なかなか上手くいきません。
当社では、日本人にマネージャによる丁寧なヒアリングを行うところからプロジェクトをスタートさせます。
お客様のサービスの理解からシステム内容の把握、進め方のすり合わせ等に関するお打ち合わせを複数回実施し、ともにオフショアチームを作り上げるプロセスを大切にしています。また、ベトナム現地チームとのミーティングに加え、日本側でも定例会を開催し、Face to Faceのコミュニケーションで表面に出てこない課題や潜在ニーズをキャッチアップし、日々の改善活動につなげています。 -
優秀な人材へのこだわり
ベトナムには非常に多くのエンジニアが存在し、かつ毎年その数は増え続けています。
ですが、やはり年齢層が若いこともあり、技術者としての人材クオリティは様々です。
当社では、ベトナム人エンジニア評価に特化した独自メソッドで採用面接を行い、さらに「プログラム言語テスト」「数理アルゴリズムテスト」「IQテスト」「実装テスト」の4段階のテストを実施することで、選びぬかれたエンジニアチームを選定しています。 -
現地ブリッジSEを置かない独自手法
オフショア開発の定番のチーム編成として「ブリッジSE+エンジニア」という形が一般的とされています。
ブリッジSEの役割は「お客様とエンジニアの間に立ち、日本語を使ってコミュニケーションの中継点として機能し、プロジェクトをマネジメントしていくこと」であり、十分なエンジニアスキルと豊富な経験が必要となります。
極めて若く、人口ピラミッド的に中堅層が少ないベトナムという国においては、そのような人材は極めて少なく、実際は「技術も日本語も中途半端」なブリッジSEが多いのが現状です。また、基本的にブリッジSEは実装作業は行わないため、実際の作業工数は「契約人数-1」となってしまいます。
当社では、そのようなベトナム国内環境も踏まえた上で、ブリッジSEを廃止し、お客様とエンジニアが直接やり取りをしながら進めていく方式をとっています。日本語に関しては、専門の技術通訳/翻訳者を多くそろえ、半同時通訳/翻訳を行うことで、ブリッジSEが行うよりもスムーズで正確な伝達を実現しています。 -
豊富なマネージャー陣
ベトナムにおいては、どれだけ厳しい採用試験で人材クオリティを向上させたとしても、解決できない課題があります。
それは若さから来る「経験不足」です。スキルが高くとも、経験だけはある程度年齢に比例するからです。当社では、経験不足となりがちなチームをフォローするために、日本人/ベトナム人マネージャークラスの人材を多くそろえています。
マネージャーは、日々チームとお客様の間で交わされるすべてコミュニケーションを常時監視し、問題があればすぐに指示・指導に入ります。トラブルの種を小さいうちに潰しておくことで、大きなミスを防いでいるわけです。
お客様が希望された際には、日本人マネージャーと直接やり取りいただくことも可能です。
オフショアチーム
失敗しないオフショア開発
「オフショア開発は失敗する」という声をよく聞きます。私たちがベトナムで開発会社を設立した時にまず取り組んだのがこの「失敗理由」の徹底的な調査・分析です。「失敗しないオフショア開発」を合言葉に、多くの取り組みと失敗を積み重ねてきました。現状、当社サービスをご利用いただいているお客様の1年以上継続率は90%を超えています。そのようにしてできあがった私たちのオフショア開発サービスは、他社にはない明確な強みと独自性を持ち、必ずやお客様のシステム開発を成功に導くものであることを確信しております。是非お気軽にお問い合わせ下さい。
オフショアチーム運営イメージ
当社のラボ型開発サービスでは「失敗しないオフショア開発」を合言葉に、日本・ベトナム両面から徹底したフォロー体制をとっております。また、若いスタッフの多いベトナムにおいてどうしても避けられない個々の経験不足を、経験豊富なマネージャー陣でサポートしていくことで進行・品質等のプロジェクトクオリティを担保します。

ワークフロー例
単にベトナム側にチームを組成するだけでなく、開発の各プロセスにおいて、現地のマネジメントによるダブルチェックを日常的に行うことで、品質・スケジュールを担保します。あわせて日本のムロドー社による定期的なフォローにより、お客様のご要望や課題をキャッチアップする「厚みのある」体制こそが当社の最大の強みです。

ワークフロー例
単にベトナム側にチームを組成するだけでなく、開発の各プロセスにおいて、現地のマネジメントによるダブルチェックを日常的に行うことで、品質・スケジュールを担保します。あわせて日本のムロドー社による定期的なフォローにより、お客様のご要望や課題をキャッチアップする「厚みのある」体制こそが当社の最大の強みです。
技術カバレッジ
対応領域 |
|
---|---|
言語 |
|
DB |
|
コミュニケーションツール |
|
CI |
|
OS |
|
---|---|
フレームワーク |
|
インフラストラクチャ |
|
プロジェクト管理ツール |
|
ソース管理 |
|
導入実績
-
EC大手企業様(一部上場)
欧州小売事業者向けスケーラブルAPIの開発(EC・在庫管理・商品管理システム等)
-
旅行事業者様(一部上場)
旅行販売サービスサイトの構築および運用
-
家電メーカー様(一部上場)
家庭内IoTデバイスの常時接続型管理・制御システムの構築(バックエンドおよびAndroidアプリ開発)
-
家電メーカー様(一部上場)
スマートTV内のコアAndroidアプリケーション作成
-
EC大手企業様(一部上場)
欧州小売事業者向けスケーラブルAPIの開発(EC・在庫管理・商品管理システム等)
-
大手家具販売事業者様(一部上場)
顧客クレーム管理業務システム
-
動画サービス事業者様(一部上場)
動画配信サービスのスマートフォンアプリ開発(iOS/Android)
-
飲食情報サービス事業者様(一部上場)
オフィシャルスマートフォンアプリ開発(iOS/Android/タブレット)
-
大手音楽配信事業者様(一部上場)
消費者行動ログにもとづくビッグデータ解析システム
-
医療系サービス事業者様(一部上場)
医療系管理システムのエンハンス
-
会員管理サービス事業者様(一部上場)
モール型会員管理およびECシステムのスクラッチ開発